6.HLAリストの見方       

  1. 現在、日本さい帯血バンクネットワークのホームページには全国に保存されている臍帯血のHLA、細胞数、バンク名などが表示されています。
  2. HLA抗原のうち空白部分(ブランク)はHLA−A、B、DRに同一重複抗原(ホモ接合体)を有する可能性が高く患者さんとの適合検索では「一致」として検索いたします。
  3. HLAの適合基準は、血清学的レベルで行います。A、B、DR抗原(ローレゾリューションのレベル)で適合を審査し、HLA2抗原不一致までの臍帯血が提供できる基準です。
  4. リストに表示されている臍帯血は、いずれも規定以上(3億個)の細胞数のものでHLAタイプによっては、複数の臍帯血がある場合もありますが、多くは1人分となっています。
  5. HLAのスプリット抗原、交叉反応など専門的な判断を要する検索については、認定HLA検査技術者(佐藤 薫、土田文子)が行いますのでご相談下さい。